2012/01/04

独りよがりと独創性の境界線は非常に難しい、、


年末NHK総合で建築家の伊東豊雄さんの“復興のデザイン「を紡ぎ出そうとする格闘の日々を追う。」を見ました。釜石市の様子も是非見てみたいので、見ないとなと思って。先日お会いした御手洗さんも出てるかなと思ったけど、ばっちり映っていてご活躍のご様子。

内容は伊東さんの釜石復興のドキュメンタリーです。見てまず思ったのは独りよがりと独創性の境界線は非常に難しい、、ということです。すばらしいとか、これが実現できたら良いよね!というよりも、まずそっちを考えさせられました。年末の伊東さん、お正月の迫さんの復興プランの青図、あれを見て独り善がりと独創性、そして、それが寄り添いたいという、ほぼ間違いない今の建築家たちの総意、との繋がりとかけ離れや違いや理想に真剣に悩み込んでしまうなあ、、と、そう感じざるを得ない今年の幕開けな感じです。
建築家の原広司さんの『集落の教え』を今再読すると、改めて都市や町の先見の明ある考え方が昔からあったんだな、と重ねて改めて思います。今こそそして今年だからこそ、昔の考え方や教えを再度紐解きつつ、そしてそれと同時に現地の人の声をできる限り聞いてそれを反映させるようなものができあがっていければと思うし、できるだけ関わっていけるように努力したいです。

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