朝早い電車に乗ると乗客の大半はしかめっ面してたり苦しそうな表情をしているサラリーマンのおじさん達です。この光景はボクが小学校に進学して初めて電車通学するようになった30年前とほぼ変わりません。
きっとこのおじさん達、もちろん全員じゃないけど、きっと土日おうちに居ても奥さんや子供たちから虐げられ、居場所もあまり無く、かと言って今日から始まる一週間の仕事は決して楽で楽しい仕事ばかりじゃないでしょう。
目を蘭々と輝かせ本や新聞を読んでいるお父さん、がっつり寝込んでるお父さん、どんなお父さん達も、それこそファンモンの詩に出てくる、改札のあっちとこっちでは違う姿となる「ヒーロー」なんだよなあ。
忘れちゃいけないのはこの時間おうちで家事と、そして子供たちと格闘しているお母さん達。お父さん達を、早く出てけ!と追い出した後、もくもくと、時には金切り声をあげながら、家事をこなし、子供たちを送り出し、自分も身支度を整える。まさに神業、スーパーマンですよ。
ホント世の中のお父さん達お母さん達に感謝感謝です。自分の父親もほとんどの日が終電で1時頃帰って来て3時くらいまでは英語の勉強して、そしてまた6時きは家を出て行き、おまけに土日もジョギング行く以外はいつもと同じペースでずっとおうちで仕事をしていた。超人だ、。
間違い無く60年代の高度成長期を、そして日本の経済を支えて来た人たちはこの人たちでしょう。ファンモンの歌詞を思い浮かべながら想いを寄せればとても批判ばかりはできません。ただ、どんな時代を生きて来た人も、今を生きている人も、これからを生きる人も、何らかの振り返りとか、反省とかってあると思うんです。そして、それぞれの立場の人たちのほんのちょっとでいいから歩み寄り。現状8割も9割も占めるこの人達に謝意を示しお互い歩み寄る、決してこの人達が動かないという訳ではないと思うんです。今は様々なしがらみがあって動きたくても動きづらいだけだと思うんです。何らかのたがを外してあげれば、それと、お父さん達とお母さん達の動きが逆転する、あるいは、毎日交代ごうたいになる家庭がもっともっと増えればいいなあ、と思います。そんな世の中のは、日本は、とっても面白いと思います。
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