今年の忘年会は、自分が参加するものは数回でしたが、そのうち2つに昨日参加してきました。
1つは、理科大川向研の同期の集まりに毎年呼んでいただいているもの。同期で独立している長沼さんや、坂下さんがいる研究室。建築系の出版社に勤めている前田さんや、ディベロッパーさんもいました。
毎年、所属していない僕も呼んでくれていて本当にこれは嬉しい忘年会です。
近年はみんなそれぞれ年を重ね、毎日の生活をより奥行き深い言葉でお互い語り合う場となってきて、話自体もつきることはありません。
もう1つは、成蹊76年度生まれの代の人の集まり。途中参加でしたが、40人以上集まり、大盛況でした。毎年これを続けていてる幹事の綱大くんはさすがにすごいなと。
その場にいたF氏と環境の話を少々。F氏は2児の母で有りながら、オーストラリアの大学に留学されています。環境に関することを大学で学んでいること、オーストラリアそのものが環境に対する意識が高いことから、やはりF氏も高く、日本の一般の家庭、住宅建築にどうやったら取り込むことが出来るのか、真剣に考えているとのこと。日本で建築に携わっているものとして当然毎日考えては居ますが、全てのプロジェクトにおいてそれを組み込むことは難しいです。なぜ難しいのか。いろんな背景がありますが、やはり、お金というものに対する個々人の考え方、使い方、お金を得るその方法だったり、受け取り金額だったり、どうしても、そういった自分自身、あるいは家族に対して目を向けがち、それも原因の一つにあります。自分は儲からなくとも、地球規模で考え、自分は存しても、地球に対して良いことをやったぞ、という環境マインドセレブなる考え方がもっと浸透していかないと、とはF氏談。僕もまったくその通りと思います。
忘年会でも、そんなまじめなことを深々と考えさせられるとても良い会でした。
さていよいよ年の瀬です。自分としては、やらなければならないことがモリモリあって気が気では無いのですが、楽しく年末年始を過ごしていきたいと思っています。
2013/12/27
狛江の住宅の現場
現場は引き続き着々と進行中。
電気配線工事、ガス管の配管工事、その他、木工事も引き続き進行中。今回は外断熱+外壁通気工法を取っているため、通気用の胴縁を取り付ける必要があります。外壁がフラットなサイディングボードを縦貼りにする予定なので、胴縁は横胴縁です。横胴縁に半円の穴が開いていて、ここを空気が通っていきます。
現場に行くと、電気や機械設備の職人さんから質問攻めにあったりします。それほどマニアックな設計ではないものの、そうは言っても通り一遍の設計ではないし、マニュアルもあるものでもない。わからない部分があるのはある程度は仕方の無い事だし、こちらも全てにわたって原寸図を描いている訳ではないので、後は、粘り強く説明をお互いしていく必要があります。
こんなやり取りをずーっと繰り返しながら、現場は進んで行きます。
label:
PTa-Projects-狛江の住宅
2013/12/14
極楽寺の家 一年点検
竣工から一年が経過しました。一年検査で極楽寺の家に行ってきました。とても良い状態でホッとすると共に、とても丁寧に、きれいに、でも子供たちもやんちゃに使ってくれていることに感謝です。
施工者の大同工業の現場監督の小島さん主導のもと、効率良くテンポ良く住宅を回って行きました。建具の一部のがたつきや、鉄部塗装のハゲなどありましたが、これと言って大きな問題も無く、良かったです。
建具のたてつけが悪くなったり、食洗器の固定のビスが外れてしまったりと、毎日手が触れて使い続けるところはどうしてもなんらかのガタがきてしまいます。そういったところを丁寧にメンテナンスすることにより、更に使い勝手が向上していきます。1年間、ちょうどワンシーズン、気候の変化や、自分たちの年間の行事とふまえて、家も共に成長していきます。
一年点検中、嬉しかった事はやはり、細かい事まで考えながら設計したから使い勝手がとても良いですとおっしゃってくれた事。ずっと使い続けてくれてその感想なので、とても嬉しいです。
帰る道すがら長谷の御霊神社に寄り、一年間の無事に感謝のお参りもしてきました。
地鎮祭をして下さった神社です。
北風で空気は冷たかったのですが、鎌倉は人で溢れていました。使い続けられる街は愛されます。愛される街は使い続けられます。
極楽寺の家も、末永くお施主さんと共に愛され使い続けられればと思います。
施工者の大同工業の現場監督の小島さん主導のもと、効率良くテンポ良く住宅を回って行きました。建具の一部のがたつきや、鉄部塗装のハゲなどありましたが、これと言って大きな問題も無く、良かったです。
建具のたてつけが悪くなったり、食洗器の固定のビスが外れてしまったりと、毎日手が触れて使い続けるところはどうしてもなんらかのガタがきてしまいます。そういったところを丁寧にメンテナンスすることにより、更に使い勝手が向上していきます。1年間、ちょうどワンシーズン、気候の変化や、自分たちの年間の行事とふまえて、家も共に成長していきます。
一年点検中、嬉しかった事はやはり、細かい事まで考えながら設計したから使い勝手がとても良いですとおっしゃってくれた事。ずっと使い続けてくれてその感想なので、とても嬉しいです。
帰る道すがら長谷の御霊神社に寄り、一年間の無事に感謝のお参りもしてきました。
地鎮祭をして下さった神社です。
北風で空気は冷たかったのですが、鎌倉は人で溢れていました。使い続けられる街は愛されます。愛される街は使い続けられます。
極楽寺の家も、末永くお施主さんと共に愛され使い続けられればと思います。
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PTa-Projects-GHP
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