外構工事、昨日搬入された門扉の枠の部材が取り付けられました。いわゆるSD、鉄扉ですが、鉄の部分は支柱と枠だけです。後は木材の縦ルーバーが取り付けられます。木の材種はサイプレス(豪州檜)です。耐久性に優れた材を選び、外部で使う手摺りの木はこれで統一してあります。
さて、この鉄扉、工夫した点は2つ。1つは設置する位置。もう1つは扉の見せ方です。
よく見かけるのは、道路境界線ギリギリに扉を設置しているものですが、この住宅はオープン性を優先順位上位に掲げているため、少し引っ込んだ建物中間とでもいいましょうか、敷地にかなり入り込んだところにしか取り付けておりません。
少しでも敷地の広がりを大きく見せたかったのと、袋路状の敷地とはいえ、道路から続く少しの部分は公共に資しても良いのではないか、という考え方の具現化を図ったからです。
扉の見せ方は、支柱が見えないように扉全体が支柱をカバーするように設計しました。
丁番など難しい納まりにはなりましたが、正面からの見た目は本当にスッキリしたものになります。
いくつかの工夫を経て、いろいろ大詰めを迎えつつあります。
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