2015/11/09

中央工学校 卒業設計のエスキス中盤戦いよいよ佳境

中盤戦もいよいよ佳境に入ってきました。
実施設計のまとめの段階で、来週には本提出を迎えます。平面詳細図のエスキスをおこないましたが、中々経験のない、あるいは少ない中で例え1/50の縮尺であったとしても描くのは大変なことでしょう。

「どうやって描いたら良いか分からない。」
「どの寸法を測って描き表せば良いのか分からない。」
「仕上げの種類や、取り付け方が分からない。」
等々の意見がたくさんありました。

最もなことだと思います。

僕も設計事務所に入って1年以上過ぎ担当に就かせていただき、初めて実務で平面詳細図を描き始めた時、全くどうやって描き進めていったら良いのかわからず、かなり慌て、右往左往したのを今でも良く覚えています。

僕の経験から、平面詳細図を含めた詳細図(矩計図等)を描き進めるポイントは1つ。

「作り手(職人さんを始めとした施工者の方々)さんや、クライアントやこの施設を使うであろう利用者さんがもらってすぐに作り始めることがきる図面、もらって嬉しい図面、をいかに想像を膨らませながら描くことができるか。」

に尽きると思います。

自分が大工さんだったり、設備衛星器具配管施工者だったとした時、自分が描いている図面で、自分は施工することができるでしょうか?自分は衛星器具配置することができるでしょうか?

その観点から図面を見直せば。。。
きっと、書き込み量や、見るべきポイントを押さえることができるようになってくると思います。

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