2016/12/10

こまえ市民大学『アフガニスタン、さまよえる国宝』

アフガニスタン。とても文化的な国だということが大変良くわかりました。
シルクロードの要衝ということは、なんとはなしに意識してはいたのですが、ここまで重要な国であることは正直勉強不足でした。

文化の歴史、破壊の歴史、それを乗り越えて保存、そして未来への展望。メスアイナクの開発か保存かの迫られた選択の話も、とてもリアルな話として身近に感じられました。そして日本の対応も。。。
以外なところで、韓国大統領の英断の効果の話も伝えられ、それも新たな発見。

今日のこまえ市民大学、東京芸術大学客員教授の井上隆史さんをお迎えしての講座『アフガニスタン、さまよえる国宝』。大変中身の濃いものとなりました。
こういう皆に知ってもらうための活動、これを地道にコツコツとやっていく重要性もひしひしと伝わってきました。

文化の保存、継承を大事にしていると言っておきながら、結局は目先の結果が目に見える形で現れる、その効果が即期待できるものに目を奪われてしまうことへの批判と警鐘も伝わってきました。僕も全くの同感な気持ちを持っています。

井上先生の活動、注目と応援をしていきたいです。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。