一瞬光が差し込んだりして幻想的とも言える梅雨空の中、大学の時からの12、3年の付合いの長沼くんの結婚披露宴に招かれて明治神宮に行ってきました。ボクは挙式には参列しなかったのですが、その行列をどうしても見ておめでとうと言いたく朝9時に神宮境内に行きました。去年ちょうど同じ時期、自分の挙式も同じ神宮で執り行ったため、とても懐かしいというか、記憶がフラッシュバックしてきました。去年は土砂降りの中だったのですが、今日はホント雨降らなくて良かったです。
長沼先生は大学在学時から、建築に真摯に取り組んでいたことが今でも昨日のことに思い出されるほど印象的です。建築とその地域、関わる人々との関係性、などなど真剣に考えていたことが課題の提出ごとに良く伝わってきました。今考えると、あの時のあの取り組み方が今の独立して建築家業をやっていくつも成功例を挙げているその根幹になっているのだなと思い改めて感心します。自分ももっと見習わないと。
もっとも良く覚えている思い出は、大学3年時に、彼と二人で朝8時から東京大学に行き、建築家の安藤忠雄さんを待ち伏せして、働かせて欲しいと直談判に行ったことですね。これはホント懐かしい。その後様々な諸事情があって、その後の東大での安藤さんの講義とか、年が明けて春休みの1ヶ月半の大阪住み込みバイトとかはボク一人で行ったのですが、長沼くんはその間もものすごくまじめに建築に取り組み、大学在学時の研究で着実な成果を残しました。やっぱり確実にあの頃のことが今に繋がっているなあ、と実感。
披露宴は場所を移して記念館の金鶏の間で執り行いました。明治憲法の草案を練った場所ですね。川向研の人達が来ていた中で、全然違うボクを混ぜていただき光栄でした。普段から川向研の忘年会も呼んでいただいているのでやはり嬉しいですね。これからもよろしくおつきあいの程をお願い致します。写真全部アップしちゃいますんでちょっと待ってて下さいませ、笑。
與儀、坂下、前田さん、ふみえちゃん、なべちゃんと会えたこともホント良かったです。披露宴閉宴前、皆で集合写真を撮りました。長沼くんおめでとうございました。