2013/04/21

Apartment F2 の内覧会


大船に竣工した、タカギプランニングオフィス設計監理の「Apartment F2」の内覧会に行ってきました。
以前に完成したF1の二期工事。
一言で言うと、建築が街並みを変えた好例と言える。このような例を見ると、建築設計そのものにも街並みをよくすること、それに寄与することはまだまだ可能なことなんだなあ、と勇気づけられます。

そこに至るまでは、お施主さんの忍耐や施工者の丁寧な仕事など、様々な要因があると思いますが、やはり一番は、それぞれの思いをそれぞれ共有し、一つの目標に向かって進んでいく、そんなチームワークが生み出されたかどうか、とそれにかかっていると思う。

そのチームワークを生み出すことに建築家も一役買うことができると、勝手ながら思っていてそうなれるように頑張りたい。
そして、もう一つ建築家にできること、やはりそれは一皮むけるというか、突き抜けるというか、そんな「絵」を描くこと、だと思う。
いろんな立場の人、絵はいくらでも描けると思うかもしれないが、やはり当事者の方々はいろんな思惑があるし、立ち位置の人がいるから、なかなか難しいと思うしそれは理解できる。そこで建築をとりまとめる人が絵を描いて示すこと、これがとても重要になってくる。

地主は地主しかできないことがあるし、銀行員は銀行員しかできないことがあるし、ディベロッパーさんはディベロッパーさんしかできないことがあるから、要はそれぞれ協調していく姿勢を持って歩み寄れるか、これとても大事。一番大事。

そんな裏側まで見えた内覧会でした。

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