設計した狛江の住宅の内覧会をおこないました。これは自宅の二世帯住宅なわけですが、50年間茶道をしている母が、その住宅の中の茶道もできる応接和室にて茶道を振る舞わせていただきました。お付き合い頂いた方ありがとうございました。
11時から16時の5時間の間に43人の方々がお見えになりました。ならすと1時間当たり8人くらいですが、実際は滞在時間が2~3時間となった方がほとんどで、1フロアー70m2くらいに常時15人くらいいた感じで、結構ごった返していたというのが正直な印象かも知れません。
住み始めてからの内覧という、あまり一般的では無い試みをしたので、どうせならと今回はこの建物の共用部として作った茶道をすることができる応接和室にて、50年間茶道をしている私の母に来訪者に対しお茶を立ててもらいました。
作法も何も気にすること無く、気軽に茶道を楽しめるということで、結構好評をいただきホッとしました。恐らくですが、みんな潜在的には、こういった日本文化とか、茶道とか、こういうものが心のどこかで隙だったり、触れてみたいという欲求があるのかも知れない、と思うのです。ただ、本当の正式なお茶会は敷居が高く、専門知識がないと参加出来ないものだ、とかそういう意識が働くため遠ざかっているだけでは無いか、だとしたら、何とかその障壁を少しでも取り除くことができないか、もし取り除くことが出来たらきっと人々の意識の何かが変わるかも知れない、とちょっと大袈裟ですが、なんとなくそんなことを思いました。色々とやれることは多そうです。
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