今回の課題はエスキスとして、異なる3つの案を学生に考案してきてもらうという制約を独自に私達のクラスは課しました。その2案目と3案目を提出してもらい、それを基に1体1でエスキスを進めていきました。
勿論各個人で差はあるものの、提出したほとんどの人が3つの異なる案をそれぞれ趣向を凝らし考えていました。時折こちらが唸ってしまうものも。
どれもこれもこちら側サイドとしてはよほどのことが無い限り否定はしないのですが、自分が表現したい、あるいはこの敷地における建築の主軸となる考え方、コンセプトは1本として、見方を変えた数点の観点から考察したその結果を案としてそれぞれまとめるやり方が説得力が高いのではないでしょうか。
こういう側面から考えるとこういう諸室の配置、外観形状となり、もう一方のこういう側面から考えるとさっきとは違ってこうなる、と言った感じでバリエーションを変えていくのが自分が設計するものに対して筋を通せるのではないかと思うのです。
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