講師として関わっています中央工の建築設計科の卒制のエスキス。スタディ模型を作りつつプランを練っている段階です。新たな一歩を踏み出す人もいれば悩みが深まる人もいて、正に三者三様。でも今の段階ではそれでいいんだと思っています。設計にはこれ、といった100パーセント正解なんてものは無いのですし、その時悩んでいた中でその悩みに対してどれだけ考えたかが重要な訳です。
ただその時ひとつ。自分の設計した建築が将来どのような展開を見せるだろう、ということは考えなければならないポイントかなとは思います。建築が後世に残り、極力人に使われ続けるよう、今、将来に向けてどれだけ考えられるか、そんな話をしながらエスキスは進んでいきます。ここらへんが踏ん張りどころの正念場の時期かもしれませんが是非一踏ん張りしていいものを作りこんでいってほしいと切に願いつつ。
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