2015/09/28

中央工学校 卒業設計のエスキス 第二次提出後

前回に引き続き、比較的密度高く卒業設計のエスキスを学生と対話を重ねながら進めています。
前々回の第二次審査の際に提出したものに関してのブラッシュアップです。

授業では矩計図など進めている関係もあり、プランも少しずつ変更を重ねているようで、ここをこうしたほうが良いのではとか、もっとこうしたいという議論も活発におこなわれました。

少しずつ少しずつで良いので、自分が自分の設計した建築の利用者だったり、管理者だったり、そして設計者である、というそれぞれの立場になり、考え悩みぬきながら進めていってもらえればと思います。

2015/09/27

もみじ市

5キロくらいの道のりジョギングがてら、京王多摩川駅そばの競輪場京王閣内で開催されているもみじ市に寄ってみました。

人が集まることのできる、いわば公共的役割を担っているとも言えるこういう施設が、本来の目的に使われていない時に柔軟に様々なイベントに使用できるというのは、関係する人全員にメリットが大きいことなのではないかと思います。

場や空間の使われ方がこれから益々問われる時代です。しっかりとその器となるものを設計するときにも考えていきたいことです。




2015/09/26

自分の考えを持つこと。勉強すること。

最近著名な方の訃報や手術など残念なニュースが多く映ります。たまたまなのでしょうが、もっともっと活躍してほしいと思う人ほどそうなっているような気がして本当に胸が痛むばかりです。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りし、病床に付かれている方々は少し時間が掛かっても良いからしっかりとリハビリして元気な姿を見せて欲しいと願うばかりです。

とあるニュースで、”塩爺”の訃報を伝えていました。その中で印象に残ったこと。生前の塩爺の数々の言葉。その中でも「政治家は自分の思ったこと、本心を正直に言わないと」という主旨の言葉です。政党や派閥のまとまった考え方とはまた別に、人間としてどう考えるか、自分はどう思うか、それを政治の世界で表明し、国を動かす原動力としなければならない、ということだと思います。正にその通りと思います。

またこれはどの職業、職種の人でも当てはまると思います。周りに流されずに、自分の信念を持ち、でも周りを気遣いつつ、その中で自分の意見をしっかりわかりやすく伝えること。すごい重要と思います。とかく長いものに巻かれがちになり、人の、周囲の意見に飲まれやすい現代において、そして日本人の性格において、本当に今必要なことだと思います。そのためにはどうしたら良いのか。ひたすら勉強することだと思います。それしかないかと。いろんな勉強があるから。やることは山のようにあります。

2015/09/25

岸根のリノベーション 工事進行中

現場は床の下地作りに奮戦中です。部所それぞれの取り合いがとても難しい現場なので作業自らを監督さんがおこなっているのですが、慎重に進めています。 これからは設備類、特にキッチン周りの給湯給水の配管の設置工事に進んでいくものと思われます。徐々にですが着実に進んでいきます。 取り合いが難しい工事の時はとかく目の前の納まりに目を奪われがちになってしまいますが、こういう時こそ住み手使い手の使い勝手をイメージしながら進めていくことが肝要です。 納まりによって現場で少し設置場所をずらさなければならない時は、そうすることによって住み手の立ち位置の幅や奥行きの当初予定していた寸法が確保されなくなってしまったりするかもしれません。なので、慎重に慎重に確実に進めていきます。

2015/09/19

狛江市民センターを考える市民の会 中間報告回に参加

こまえ市民大学に武蔵学講座と重なった日程になってしまいましたが、自分が建築に携わっているのもあり、こまえ市民大学の運営委員の方々にお伝えし、狛江市民センターを考える市民の会の中間報告会に向かわせていただきました。せっかく自分の住むことになった街の市民センターですから、是非聞いてみたいなあと思ったので。

2月1日に発足してから今までの様々な勉強会、様々な要素ごとに分けた分科会ごとの発表があり、また図書館や公民会側からは、過日おこなったアンケートの集計発表がありました。その上で、篠塚雄一郎さんと、黒瀬さん、また東大大学院生の方々、設計事務所勤務の方々が考える市民センター像というのを、彼らのリサーチ、狛江の分析、そしてこうあってほしい、というプレゼンテーションがおこなわれました。

どんな流れで市民の中から市民センターのあり方を模索しようという試みが取り組まれてきたか、2時間という枠で短かったものの、大雑把ですが、把握することがきる素晴らしい時間を持つことができました。

ただ、どうしても短時間なので仕方ないかと思いますが、僕はウェブサイトの議事録の何本か読んでから向かったので、なんとはなしに理解できたのですが、分科会等をまとめていた方々と、篠塚さんや、東大生との繋がりや、なぜ彼らがというか、彼らも参加し市民センター像を彼らなりの提案としてまとめて、そしてそれを発表したのか、もっと言えば、分科会等をまとめたり、発表していた人たちからも、同様の市民センター像、次の狛江市民センターはこんな形に、という発表があっても良かったのではないか、という思いも持ちました。

それは、いろんなお話の中、簡単だったかも知れませんが、お話されてはいましたし、この半年の中ですから、この半年の中で市民が集まって様々な勉強に時間を費やしてきたその発表なので市民センターの形をつくる場ではなかったので理解は出来ますが、会場の中では上述したそのつながり、疑問を持った人は多かったのではと思いました。あくまでこれは中間報告会なので、また半年後の発表に期待大といった感じです。

篠塚さん方々の私見を交えた分析や、様々な角度からの狛江の捉え方、お話もとても上手で聞きやすいプレゼンテーションでした。配布資料とは区別して、パワーポイントの画面はもっと文字を大きくしてほしかったですが、笑。資料と目線を行ったり来たりでついていけてない人が会場に多かった気がします。

狛江のコンパクトさに注目し、回遊性を重視したエリア全体の中で市民センターを再定義する、位置づけるというのはとても理解できるし共感持てました。ただ、できれば、もう一歩突っ込んだ提案を見てみたかったなあというのは正直なところでした。コンパクトさや回遊性は狛江に即しているとは思うものの、若干、使い古されたとは言いませんが、使い回された言葉でもあるし、そもそも回遊性の話をするのであれば、現状の狛江市民が回遊を楽しめるような企画や仕掛けを先にあるいは同時に、打ち出さなければ説得力が上がらないのではと思いました。逆にそれをすればもっともっと魅力的なプレゼンテーションになるかと思いました。

それはひょっとするとPPP公民連携の構想に繋がるかもしれないし、もっとダイナミックな事業を民が起こせることに繋がるかもしれないし、事業や雇用が生まれれば土地の水平面上の回遊性に加えて、未来に繋がる時間的な回遊性もきっと生まれるでしょう。内容のまとめ方、分析や、その発表はとても良いものだったので、また次の発表に期待が持てる、そんな発表であり、全体の報告会でした。


こまえ市民大学 武蔵学シリーズ第5回「古文書が語る狛江近郊の生活」

本日9/19土曜のこまえ市民大学の講座は、武蔵学シリーズ第5回「古文書が語る狛江近郊の生活」です。
狛江の歴史が紐解かれる?!

古墳が多いこの地域。江戸時代や更にその前、人々の生活はどんなものだったのでしょうか。現代の生活と重ね合わせると、何か新しい発見も生まれるかもしれません。

同時刻に、狛江市民センターを考える市民の会の中間報告会もあり、今日の狛江市も盛りだくさんの内容になりそうです。
https://www.facebook.com/KomaeCC/


2015/09/16

こまえ市民大学 講座の事前打合せ

こまえ市民大学運営委員会の担当者で11月の講座で講師をして下さる予定の泉州尺八工房の三塚さんと打合せをおこなってきました。

打合せの途中にも聞こえてくる、尺八の奥深い音色に聞き入ってしまいます。正にその製作現場も見ることが可能な尺八工房。とても尺八が身近なものに感じられます。

当日、どんな尺八のお話が飛び出すのか、そしてその音色を聞くことができるのか、今から楽しみです。

自分としては、日本建築家協会のJIAトーク実行委員もしている関係で、この1年で7月のブルース・ヒューバナーさんの尺八演奏に引き続き、2度目の尺八体験となり、非常に贅沢な時を過ごさせていただいており、感謝感謝です。


2015/09/15

赤い椅子プロジェクト 吉祥寺活性化協議会

月一恒例の吉祥寺活性化協議会幹事会に参加してきました。

いつも通りの報告や、協議などがあった中で、今年から来年に掛けての盛り沢山のイベントの紹介があり、その中でも特に、今年の冬のシーズンにおこなわれる毎年恒例のイルミネーションが異彩を放っていました!

今年のイルミネーションは、去年までとは全く違った空間体験ができそうです。


2015/09/09

JIAトーク ひびのこづえ氏 テーマ「空間と服」

いよいよ本日となりました。ひびのこづえさんによる講演、JIAトーク。テーマは「空間と服」。
18:30より日本建築家協会建築会館にておこなわれます。
夜になれば関東地方からは雨雲も遠ざかっているかとは思うのですが、それでもまだまだ雨は降っているかもしれません。お足元の悪い中となってしまい、大変恐縮ですが、ご興味のある方、お越しいただければ幸いです。

自分自身は今年に入ってJIAトークの実行委員をしておりますが、毎度そうなのですが今日もまたとてもワクワクするお話が聴けそうだなと思ってワクワクしています。JIAトークの前には運営会議もおこなわれ、次回以降のJIAトークの件も打合せをおこない、楽しめるような企画を立てて参ります。


2015/09/07

中央工学校 卒業設計 第二次審査直前エスキス

いよいよ次の提出が第二次審査の提出。その直前のエスキスとだけあって、学生のエスキス希望提出数も多めでした。

内容がまだまだ揺れ動いている人もいるけれども、やりたい方向性のブレがなければ大丈夫と思います。

常に最新の情報を出来る限りキャッチして、それを自分の設計に落とし込もうとする姿勢が大事。いろんなものを見聞きし、自分なりの言葉で理解しながら。そしてそれを形に、テキストに、表現し、卒業設計という形で世の中に精一杯提言するのです。

久々の1時間20分くらいの延長でしたが、これから更に盛り上がってくることに期待ですね。

2015/09/05

こまえ市民大学「しまった!うっかりミスはなぜ起きる」 盛況にて終了。

「こまえ市民大学」は約40名近くの方々にお集まりいただきました。お越しいただいた方々ありがとうございました。m(_ _)m。

電力中央研究所連携講座「しまった!うっかりミスはなぜ起きる」という講座でした。

うっかりミスが引き起こされる要因に迫りながら、また、途中には面白いテストを実践しながらの、興味深い内容で勉強になりました。

次の講座は、9/12です。また後ほどご案内できればと思います。



2015/09/03

中央工学校 卒業設計のエスキス。

中央工学校の授業。今日も卒業設計の学生さんとの対話。

進んでる人も、イマイチな人も、今この時期がしんどい時期なんじゃないかなと思います。そう感じる会話で終日エスキスが進んでいった感じがします。もちろんこの時期当然あって然るべき悩みだし、もどかしさだし、健全な進行具合だと思うので、思い詰めることなく。

そうした時ほど、原点に立ち返り、自分の示したかったことを思い返し、トライアンドエラーをひたすら繰り返してみて欲しいと切に願います。

2015/09/02

こまえ市民大学 2015 9/5(土)14時より 電研連携講座『しまった!うっかりミスはなぜ起きる』

今週の土曜日は「こまえ市民大学」の講座の日。14時より狛江市民センターにて。

電研連携講座『しまった!うっかりミスはなぜ起きる』

狛江市近くの方々、ご興味ある方、よろしければ是非。

現在「こまえ市民大学」の実行委員をしていますが、その会議も明後日おこなわれ、今後のことを順次決めていく予定です。


2015/09/01

赤い椅子プロジェクト 赤い塗装ワークショップ

~赤い椅子塗装ワークショップ~  『みんなで街に置く椅子を赤く塗ろう』開催

皆様こんにちは。早いもので今日から9月の始まりです。
気候は一気に涼しくなってしまいましたが、吉祥寺は9/12, 13に吉祥寺秋祭りが開かれとても熱くなりますね!

その秋祭りの2日目、9/13(日)に、中道通りにある吉祥寺西公園にて、中道通り商店会と赤い椅子プロジェクトの共同主催で、~赤い椅子塗装ワークショップ~  『みんなで街に置く椅子を赤く塗ろう』 を開催することになりました!

そして今回このワークショップイベントには、自然塗料でお馴染みの「オスモカラー」のオスモ&エーデル株式会社が協力して下さいます。

西公園では、中道通りのイベントが催されますが、その内の一角でおこなう運びとなっております。中道通りのイベントに参加したそのついででも、ひと塗りでも参加していきませんか?

特に小さなお子さんが塗ってくれると嬉しいなあと思っています。自分が縫った赤い椅子が、いずれ中道通り、そして吉祥寺の街のどこかに置かれます。そのうち、「あ、あの椅子、わたしが赤く縫ったんだぞ」。なんて。

詳細は順次、このフェイスブックページや、ホームページにてお伝えして参りたいと思います。ご興味のある方、お近くの方、吉祥寺西公園に遊びに来ませんか?



JIAトーク ひびのこづえさんによる講演『空間と服』

来る9/9(水)、18:30より、渋谷神宮前の日本建築家協会建築会館にて、今年度3回目のJIAトークが開催されます。(主催:日本建築家協会関東甲信越支部JIAトーク実行委員会、協賛:日信工業株式会社/日本アスファルト防水工業協同組合)

講師は、コスチューム・アーティストの ひびのこづえ さんです!

テーマは「空間と服」。そのタイトルから、様々なことが想起されます。空間と服の関係、ちょっとこれからは自分がいる空間と、自分がまとっている服との見え方が変わって見えてくるかも知れませんね!
ひょっとしたら、空間が身にまとっている雰囲気とか、空気とかも、これからは見えるようになるかもしれません!ちょっと大袈裟かもしれませんが、笑。

そんな空間と服のお話、体感しに来ませんか?