2011/05/31

空気がとても澄んでいる気がやはりします。

台風一過の後の気持ちの良い朝です。空気がとても澄んでいる気がやはりします。身体に当たる風がとても爽やかで背筋をシャキっとさせてくれます。



被災地の津波の水や、がれきも一緒に風と共に浄化してくれればいいのになって真剣に祈ってしまいます。まだまだボランティアの人手を必要としているところもたくさんあれば、いよいよ次のステップに踏み出そうとしているボラセンもあるようです。被災地のニーズはホント様々です。まずはじっくりとかなり長期間に渡り、じっくりとじっくりとその人達に寄り添いお話相手になり、聞いていかないといけないと思います。超長期間に渡り聞くこと。そして同時に現地に役立つアクションを少しずつ少しずつ興して、その場の人達と共に行動することだと思います。短時間で結果を残そうとしたり、机上論だけというのは解決にならないと思うし、そもそも解決できないと思いました。勿論実際に手を動かしそれから机上でじっくりと考えに考えを巡らすことはとても大切な事ですが。一人一人のニーズに応えていくことはとても大変。そんなことできるのかできないのかも分からない。でもやっていかなければいけないし、これはきっと今世界中で同じ問題な気がします。変な言い方だけど、津波が、津波以外の天災、人災にも目を向けさせてくれていて、つまり、世界を繋げてくれているような気がします。

2011/05/29

これからもずっと、そしてもっと、「地味に地道にコツコツと」路線を行こうと思います。

山崎さんの情熱大陸拝見しましたが、とてもじゃないけど30分ではまとめられていない。きっとどの人だって情熱大陸に出てくるくらいの人は30分には納まりきれる訳がない。30分ではなくて30年後に山崎さんのやってきたことが分かる人が現れればそれで良いのではないか。

作ることをとことん突き詰めた経験からしかあの動きってできないと思う。作ることをやめたら仕事が増えたとかおっしゃっているけど、作らないことしかやったことがない人間はおそらく山崎さんのような動きは絶対にできない。洞察力というか、物事を見る目、力がすさまじい、というのを感じていたし、液晶パネルからもそれは伝わってきた。

さて、35歳になりました。528で。世間で言うところのアラフォーです。アラフォーの仲間入り、笑。ここまで生きて来られたのは自分以外の全ての物、事、人のおかげ、と心の底から感謝しております。これからもずっと、そしてもっと、「地味に地道にコツコツと」路線を行こうと思います。そして「パァーっと」ね。

2011/05/21

目で見ること、身体で感じること、手を動かすこと、それから考えることをする

妙に蒸し暑いですね。明日は大学の友人と鎌倉に行ってその友人の会社の先輩宅でバーベキュー。そんな席に呼んでいただきました。とても楽しみです。この蒸し暑さが明日の雨を呼んでいるのでしょうか?

昨日も前勤務先で大変お世話になった工事現場所長さんとお食事をしました。こういう機会というのは、ホント幸せな時間をすごしているなあ、としみじみ思わずにはいられません。その所長さんとそんな話をしました。とにかく今を精一杯生きて、健康にいること、これこそが何にも代え難い幸せなことなのだと。

先日の横尾忠則さんのツイートが頭から離れられません。観念的な人間と肉体的な人間への分かれ道、に関するツイートです。「体験」や「感覚」という言葉も絡めて、実に説得力ある言葉でその分かれ道に関するご意見を述べられていた。

なぜ説得力ある、と思えてしまうのか、それこそが横尾さんの体験した感覚から、その体験した感覚を元に、モノを発しているからに他ならないと思うのです。

フクシマジャパンで、みかんぐみの竹内さんが、かりずまいの輪の周知と、これを活用もっとして欲しいと、大熊町の職員の方に直接訴えていました。正直難しいと思います。何人かの人は勿論そういう支援を利用するかとは思うのですが、やはりほとんど、ほとんど大多数の人は、何が何でも自分の村、町を目指す、あるいは離れない、のではないでしょうか。これは自分が今回いわき市でボランティア活動を実際にさせていただいてきたことによる、実体験からの感想です。

かりずまいの輪など、その他様々なモノ、取り組み自体はとても良いと思うのですが、本当に現地の人に寄り添って耳を傾けているのかどうなのか、と問われると、はてさて、どうなのでしょうか?

目で見ること、身体で感じること、手を動かすこと、それから考えることをする、もちろんバランスはありますが。でも、この順序、どうしたって基本のような気がしてなりません。

2011/05/17

フクシマジャパン


衆議院議員会館で定期的に行われている勉強会、「エネシフジャパン」の
スペシャルバージョン「フクシマジャパン」を聞きに行って来ました。


かなりまじめな勉強会。マエキタミヤコさんが主催かと思うのですが、会の冒頭、「ここにいない人の悪口や批判はやめましょう。居る人の批判は良いです。直接やり合いましょう。前向きな建設的な話し合いの場にしましよう。」と開会宣言をしていたのはとても良かったです。

ファイバーデザイナーのいしださん、東北大の小池先生、大熊町の職員の石田仁さん、未来バンクの田中優さん、九大の田中先生がいらしていて、次々深い現地でのあの時の生々しいお話や、魅力的な取り組みなどをお話されていました。

小池先生と石田仁さんに質問やお話しをさせていただき、熱心にお答えいただき更に理解を深めることができました。

こんな前向きで建設的な話し合いには積極的に聞きに行きたいと思いました。

2011/05/14

理科大 同窓会 2011.5

昨年末よりの企画していた理科大同学年同窓会(96付近入学00付近卒業)を実施することができました。

人気の潮風公園でバーベキュー。天気にも恵まれ、とても気持ち良い時を過ごすことができました。皆で焼いて作った料理はとてもおいしい。

今回到らぬ点多々あり、ご連絡行き届かなかった方、ごめんなさい。
いろいろと連絡を皆で回し、続けていければ楽しいなあ、と思ってます。

またやりましょう。





2011/05/12

福島と、アクアマリンふくしま

福島はどうしても、福島っていうだけで、福島全てイコール放射能、放射線で汚染されてるっていうイメージがついてしまっています。現地の人もそのことは認め、しきりに下を向いて言っていました。ボランティア活動で1tトラックで大活躍してくれた塗装屋さん且つバーテンダーの廣瀬さんも、「今までのやり方では、もう福島やここいわきもダメでしょう、発送の大転換を図り、全く新しいことやらなきゃ」っておっしゃっていました。

確かに、得体の知れない放射線にやられてしまったと思います。全く未知なる新しいもので誰も対処方法を良く知らないし、その結果だって良く分からない。

だからこそ諦めたくないんです。知らないから、やったことないから、と言って目を背けたり、諦めたりするのはダメ、そんなことはしたくないです。逆に立ち向かっていかないと。その先にきっと何かが生まれます。ヨソモノのボクが言うのもお門違いだと言われそうだけど、そこの地域に住んで生活を営んでいらっしゃる方々はいらっしゃいます。必ず解決策は見いだされると信じていますし、できる限り協力していきたいと思っています。

ケンプラッツでもいわきが特集されるようになりました。自分がこの目で確認してきたものが誌面に映っています。誌面と実際は大違いと言うけれど、自分の場合、実際のものを見たのが先になるので、逆にリアリティを持って誌面を見ることができました。また機会あれば現地に赴きたいと強く思いました。

アクアマリンふくしまも甚大な被害を受けました。かなり多くの生物たちが息を引き取った模様。生き残った魚くんたちを今、葛西臨海水族園で保護しているとのこと。そして葛西臨海水族園はアクアマリンふくしまを応援しているとのこと。6/30まで開催しているので、お近くの方、またたまには水族館にでもと言う方、是非。ボクも行ってみよう。

アクアマリンふくしまを応援する葛西臨海水族園のページは、こちら

2011/05/11

雨と整体と新建築5月号月評の月評と建築家と。

しかし雨が降り続いていますね。こうも暑かったり寒かったりだと、身体がついていきませんねえ。十分注意しないと。

午前中にお施主さんのお宅にお邪魔し、再度お部屋の様子を伺ったのと、扉振動防止対策の作業。その後、整体の先生のもとへ。終わった後はすっきり。なおっちゃいないんだろうけど、骨と骨の間が確実に空いてホント気持ちよくなりました。やっぱ腰重要だな。更に鍛え直さねえと、、!!

新建築5月号の内藤さんと腰原さんの月評は明快で本当に分かり易くてそれでいて読んでいて楽しいです。特に内藤さん、読み進めていくと、内藤さんの文章そのものが、建築は何をしなければならぬのか、どうすることが必要なのかを暗示してる気がしました。

もっと、人や自然に寄り添わないと。建築家の方からもっと積極的に寄り添っていかないと、歩み寄っていかないと。建築だけが特別じゃないですから。
良く、海外では建築家が最もリスペクトされていて、それに比べれば日本では、、、などという建築家の人々に何人かお目に掛かったことがあります。医者や弁護士や消防士や警察官や学校の先生は人々から尊敬されているのに、それに比べて建築家は、、、みたいな。
そりゃそうですよ、だって建築家の発する事って、わかりにくいんだもん。ていうか、わからないんだもん。
別に建築の世界だけが専門性が高いわけではありません。そんなこと言うんだったら、お医者さんや弁護士の方がよっぽどマニアックで細かくて専門性が高い。専門的な発言をしても、それでも人々から信頼を寄せられる。直接人々の手を取り、共に生きていく、そんな姿勢がお医者さんや弁護士さんには見受けられる。そんな姿勢を普段から見せているから、だと思うんです。高度な専門性の高い話をしても、その反面、専門ではない普通の方々の目線に立って生きている。建築家ももっともっと複眼志向でいかないと。安藤忠雄だって、黒川紀章だって、丹下健三だって、前川國男だって、内藤廣だって、ホントわかりやすい言葉で意見述べてる。大いに見習いたいです。

内藤さんの文章を呼んでいて、そんなことが行間から読み取れたような気がしました。

2011/05/09

事務所移転のお知らせ

こんにちは。皆様におかれましては日々ご清祥の事とお慶び申し上げます。この度、加藤研介/プラス テン アソシエイツは、活動の拠点を、渋谷区鶯谷町(Shibuya-ku, Uguisudani-cho)に移しました。今まで以上に皆様のご期待にお応えできるよう日々精進して参る所存です。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
まだまだ当面の間はバタバタと今までの拠点の世田谷と渋谷を行ったり来たりして不在の時も多いかと思いますが、徐々にしっかりと腰を落ち着かせて活動して参ります。普段お世話になっていらっしゃる皆様には、準備整い次第追って直接ご連絡させていただきたいと思っています。まずはブログ上でのご挨拶、平にご容赦下さい。
それでは重ね重ね改めまして宜しくお願い申し上げます。

2011/05/07

田窪恭治展と、勿来地区ボランティアセンター

こんにちは。久しぶりのブログ更新です。
GWを利用して福島県いわき市にボランティア活動に行っていて、
2日目くらいまで更新したけど、いろんなことがあり手一杯になり、
更新できてませんでした。

さてところで今日は、あいにくの雨が降るところ、
渋谷の事務所に荷物を運び、その足で東京都現代美術館で、
田窪恭治展に行ってきました。結構人入っていて大盛況。
なんと田窪さんご本人が突然いらっして、
作品づくり、及び、トークンをしてらっしゃいました。
普通の人の良さそうなおじさん、て感じである意味意外。

ぼちぼちと、ゆっくりと、福島県いわき市勿来地区にて
ボランティア活動させていただいた際の事を
このブログやホームページや、ツイッターで
残していきたいと思ってます。
自分も福島や他県での次の活動に参加する際に自分の改善点の発見に
繋がると思い、ゆっくりと綴っていけたらと思います。

それにしても、勿来地区災害ボランティアセンターの
ホームページによると明日はボランティアさんの人数が少ないのではないかという予想を立てていて、
かなり心配です。なんとか乗り切って欲しいです。