しかし雨が降り続いていますね。こうも暑かったり寒かったりだと、身体がついていきませんねえ。十分注意しないと。
午前中にお施主さんのお宅にお邪魔し、再度お部屋の様子を伺ったのと、扉振動防止対策の作業。その後、整体の先生のもとへ。終わった後はすっきり。なおっちゃいないんだろうけど、骨と骨の間が確実に空いてホント気持ちよくなりました。やっぱ腰重要だな。更に鍛え直さねえと、、!!
新建築5月号の内藤さんと腰原さんの月評は明快で本当に分かり易くてそれでいて読んでいて楽しいです。特に内藤さん、読み進めていくと、内藤さんの文章そのものが、建築は何をしなければならぬのか、どうすることが必要なのかを暗示してる気がしました。
もっと、人や自然に寄り添わないと。建築家の方からもっと積極的に寄り添っていかないと、歩み寄っていかないと。建築だけが特別じゃないですから。
良く、海外では建築家が最もリスペクトされていて、それに比べれば日本では、、、などという建築家の人々に何人かお目に掛かったことがあります。医者や弁護士や消防士や警察官や学校の先生は人々から尊敬されているのに、それに比べて建築家は、、、みたいな。
そりゃそうですよ、だって建築家の発する事って、わかりにくいんだもん。ていうか、わからないんだもん。
別に建築の世界だけが専門性が高いわけではありません。そんなこと言うんだったら、お医者さんや弁護士の方がよっぽどマニアックで細かくて専門性が高い。専門的な発言をしても、それでも人々から信頼を寄せられる。直接人々の手を取り、共に生きていく、そんな姿勢がお医者さんや弁護士さんには見受けられる。そんな姿勢を普段から見せているから、だと思うんです。高度な専門性の高い話をしても、その反面、専門ではない普通の方々の目線に立って生きている。建築家ももっともっと複眼志向でいかないと。安藤忠雄だって、黒川紀章だって、丹下健三だって、前川國男だって、内藤廣だって、ホントわかりやすい言葉で意見述べてる。大いに見習いたいです。
内藤さんの文章を呼んでいて、そんなことが行間から読み取れたような気がしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。