2011/10/25

東京都現代美術館 スタジオムンバイの展示

思わぬタイミングで先週よりスタジオムンバイで働くことになったローガンから連絡を受け、急遽今週末から始まる東京都現代美術館での「これからの感じ」展に出展するスタジオムンバイの展示のお手伝いをしました。

(模型や部材がたくさん詰まった大きな箱。こんな感じなのが数え切れないほど)


スタジオムンバイは他の展示とはかなり異色を放っていてとても魅力的。素材の探求、ペーパーへのスケッチから、スモールスケールの模型、そして、いくつかのスケールの模型を経て、最後は原寸大の試作を作り、建築に到る、そのプロセスが非常に面白いし、人間の根幹を揺さぶり、心の奥底に直接訴えかける力を持ち得る最も有力な方法だな、と感じました。

(原寸大のモックアップ組立て。一つ一つバラバラのピースを組立てていきます。)


作業自体は、想像していた以上のヘビーな肉体労働です、笑。まあ数人で原寸をモックアップするのですから当然っちゃあ当然ですが。実際木を切ったり、組んだり、コンクリートを打ったりと、普段自分ではなかなかしないことをする事が出来てホント貴重な体験でした。サミュエルさんと知り合うこともできたし、スタジオムンバイとローガンに感謝です。

久々に会った前勤務先の元スタッフの人達も快く協力してくれてホント助かりました。感謝多謝。
卒業するために再度メンデリジオに戻ることを決めたローガン、その前に4ヶ月もの間スタジオムンバイで働いてから戻るというのは非常に彼らしい。昔ドーシに師事して働いてもいたので、インドの地は彼に適しているのかも。ボクも大好きな建築家ドーシ、実際彼の建築をインドで体験した時、立ち入ったその瞬間その空間から受けた衝撃的な空間の力は今でも忘れもしません。、そしてスタジオムンバイ、ジェラード・ダ・クンナ、やはりインドってすごい。

(コンクリートを打ち込むサミュエルさん)

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