2012/02/21

同窓会のそのまた向こう

無事大学時代の弓道部六代同窓会を滞りなく催し、終えることができました。とてもホッとしています。
六代に渡り集まり、非常に賑やかになりとても楽しかったです、というのが正直な感想です。
今回はたまたま企画から運営までやらせていただきましたが、次もまたやろう!という声が上がり、自然と会が開かれていればとても良い事、と思います。

もう一人の主幹事のスサくんと散々迷い悩んだ事もありましたが、一つ一つの意味を対話しながら確かめ合いながら、そして、大きかったのは、時には学年幹事のみんなとも対話しながら、ある程度ではあったけどコンセンサス(ある程度だと、コンセンサスとは言わないかな)を取りながら進められたことですね。

このことは、多分何よりも重要なことなんじゃないのかなあ、と自分としては思っています。なかなか、何においても100パーセントを達成させることは難しかったし、できなかったです。そのできない時にどう対応していくかが、この会だけではなく、実社会においても最も大事なことの内の一つなんじゃないかと思うわけです。

そして更にもう一つ、学年幹事のことを言えば、男性も女性もみんなイキイキと意見を述べていたことがとても印象的でした。時にはボクのメールの量が増え大変に(というかウザイ、笑、と)感じたとは思いますし、育児をしながらメールは打てなかったりと、とても大変だったかとは思いますが、それでも活発な意見交換が出来たことは何より嬉しいことでした。

また部員同士ご結婚されている人も割と多く、今回ご一緒に参加予定だった方も急遽奥さんのほうは来られなかったりされた方もいらっしゃり、お話聞くと育児ストレスも一つの要因で風邪を引いてしまったりということでした。ボクはあまり大きな事は言えませんが、これを何とかしたいと思っています。なので、ちょっとでも、おうちの人々が中心で、その他周りのみんなが気遣って、ストレスをほんの少しでも軽減したい、軽減するそれはつまり回り回って社会のために、地球のために、宇宙のためにそれはきっと役立つと思うからです。

すごいですよ、きっと、この育児ストレスの中の、1パーセントでも、2パーセントでもそれが外に発散できたら。すごい力になると思いますよ。外で活動する時間の制約はそれはあるかも知れませんが、それを役立たせる器をきちんと用意してあげれば良いのですから。このことを少しでも実践できたら、という思いも少しはこの会の開催にあたり、思っていたことでした。同窓会で幹事をやる、そして幹事をやらずとも出席する、参加する、参加出来なくても参加出来る人になんらかの思いを託す、こうしたアクションを取ると必ず身近な周囲の人に頼ったり、また、その周囲の人が助けなければならない場面に必ず遭遇します。その回数を多くしていきたいのです。その回数が多くなれば、今までそういうこと考えないで来た人達も、ちょっとは考えるようになるはずです。あと、周りのサポートは当たり前に必要だけど、男女関わらず本人達もみずから積極的にこういう会があるけど参加したい、幹事をやりたい、だから協力して、と思い切って、時に必要以上に大きく訴えることもとても必要だと思っています。時間は日本の場合何十年も何百年も掛かりそうだけど。でも少しずつでもやっていく価値はきっとあるはず。もうそういうことを主眼に置いて活動しているNPOとかももちろんたくさんあるけれど、まだそれがメジャーという訳ではありません。

ホントにごくごく一般の方々まで、普通に考えられるようになれれば良いな、と頭の片隅に思っていたこの10年間の構想、8ヶ月の企画運営でした。

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