以前から見たかった映画。ロードムービー、ロードストーリーブック、そうロードもの、好きなんです。さらに料理もの、も好きなんです。荻上直子監督の『かもめ食堂』とか。
『かたつむり食堂』監督富永まい。原作小川糸。母と娘の対立と、認め合い、そして別れ。料理が紡ぎ、つなぎ、すべてを語る。
何となくインド映画を連想させる所々に場面を切り取るメルヘンな絵のフレーム。白い鳩、エルメス、そして数々の食材。これらが描かれたフレーム。なぜか一番心に残っている。
一つ一つの料理の所作に精魂込め、愛情込め作り込んでいく課程も見所の一つ。柴咲コウの表情、そして独特のまなざしの一連の動きが、言葉を発することができない設定になっているからか、言葉以上の力を持っていた。
物置小屋を改装して作ったレストラン「かたつむり食堂」。キッチンの配置、調理器具の置き方、キッチンとお客さんの部分との間仕切りなど、細かい作り込みも見応え有り。
ところで、、、中学時代の部活の友人がわざと料理に虫を入れたその後、母の結婚パーティーに来ていたが、和解したんだろうか、、、?
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