浅草の住宅です。町屋のように細長い住宅です。
(外観)
(1階)
いわゆる狭小住宅の部類に入るかとは思いますが、だからこそ、内部空間に一体感があり、床面積の小ささに反比例して、空間の大きさ、立体感、奥行き感が感じられる住宅でした。
内覧会の案内をいただいたリーフレットにあった写真は、建物上方から写した模型写真だったのですが、それにはこの建物の特徴である、3本のスリットが鮮明に映し出されていました。なかなかそれを写真に納めることができずお見せできず残念。
(3本のスリット(写真では2本のスリット))
お施主さんも仕切りなく一体的に使うことをご要望だったとか。
窓も多く、冷暖房効果とかはあまり良くない部分もあり、快適過ぎるほどの快適は無いこともあるかと思いますが、そこは家族の一体感、そして通りの賑わいが暖かくしてくれるでしょう。
繰り返しになりますが、内部空間も一体的ですが、なにより、どこにいても浅草の通りを感じることができ、空を見ることができ、建物外部の周辺自然環境と一体的になれることを良く計算して設計してあるなと、すぐに伝わってくる住宅でした。
(1階奥から玄関と上階を振り返り)
(ガラスの床、上の階にいながら表の通りの様子が分かります。)
(上の階を見上げ)
(1階の唯一の個室の天井は、開閉自由の仕掛けが。)
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